毎年切り絵美術展に出品していますが、一度は出してみたい美術展がありました。
それは、「ミレー友好協会展」。
「晩鐘」「落穂拾い」で有名なフランスの画家・ミレーにちなんだ日仏友好美術展です。
切り絵のみならず、油絵、水彩画、書などの素晴らしい作品が集まります。国内展とフランス展があり、国内選考で選ばれた作品だけが海を渡ってフランスに行けるようです。
関西では、大阪市立美術館に展示されます。
師匠が毎年出品して名誉な賞を受けているのを見て、いつか自分も出せたらなあ・・と思っていました。
あんな立派な美術館に飾ってもらえるなんて。
オリンピックで言えば、強化選手に選ばれるみたいな。
大相撲で言えば、十両に昇進するみたいな。
「出してみるか?」と軽く言われて、耳を疑いました。
「はい」と言いながら、嬉しくて感激しました。
私の作品のテーマは、いつも素朴で心温もるもの。
見る人の心に、一本のマッチがほのかに灯るような作品を作りたいと思っています。
制作に向けて、今燃えているところです。
いいご報告ができるように、頑張りたいと思います。